お江戸のキャンディー2

広田レオナ
1963年生まれ。幼少期からクラシックバレエを習い、15歳でベルギー王立芸術学院「MUDRA」に合格。モーリス・ベジャールに師事。ダンスの他にアクターズスタジオのスタニスラフスキーのメソッドなどを徹底的に教え込まれる。
18歳の時、振付最中の事故により腰を壊しプリマを断念。日本に帰国し19歳で映画のオーディションに合格。『だいじょうぶマイフレンド』(1983)でピーター・フォンダの相手役として女優デビュー。その後、鈴木清順監督の『夢二』(1991)にてヨコハマ映画祭助演女優賞受賞など高い評価を得る。他にも多くの作品に出演し、個性派女優の地位を確立。
2000年に公開された初監督映画『DRUG GARDEN』では音楽・編集・スチールなども含めてほぼ全てを担当し、単館ながら9ヶ月のロングランを果たす。15年ぶりの監督作となった前作『お江戸のキャンディー』(2015)でも同様にほぼ全てを担当し、超低予算・BLもの・R指定なしという常識外れの企画ながらもその独特の世界観と色彩美で多くの観客を魅了し、約1年に渡る超ロングランを記録した。